歯の痛みの鎮痛剤

歯が痛くて我慢できない場合には市販の鎮痛剤が有効です。

いつ歯の激痛に襲われるかわからないだけに、鎮痛剤を常にストックしている家庭も多いのではないでしょうか。 深夜や年末年始など、歯科医院がやっていない間に痛みに襲われた時の対策に鎮痛剤は非常に便利です。

歯の痛みに役立つ鎮痛剤はさまざまな種類が市販されています。もっとも有名なのがバファリンでしょう。 頭痛薬としても広く知られています。ただし、バファリンに含まれているアスピリンは胃に大きな負担をかけてしまいがちなので 腹痛などの副作用に注意する必要があります。胃にやさしい頭痛薬としてはイブプロフェンを使用した イブクイックが歯痛に効果的な鎮痛剤として知られています。

それから正露丸。これも歯の痛みに効果があると知られる鎮痛剤です。下痢止めで名高い薬ですが、 １粒、あるいはその半分を虫歯の部分に詰めると効果的です。主成分はクレオソート。かなり強い効果が期待できるうえ、 手軽に入手できるため重宝します。独特の匂いが難点ですが。

また歯痛が目的の鎮痛剤として「新今治水」があります。これは虫歯の部分に直接塗布して使用するもので、 即効性の高さが大きな魅力となっています。使用者の９０％が効果を実感でき、使用後２分以内に痛みを和らげることができます。 もともと歯痛薬として作られているものだけに、安心して使用できるのも大きな魅力です。

このように、いざという時に役立つ鎮痛剤はいくつかあります。どれも薬局やドラッグストアで手軽に入手できるものだけに、 一家にひとつ、揃えておいて損はないのではないでしょうか。

飲み薬を飲んで、歯の痛みがおさまってもそれは一時的なものです。治ったわけではありません。歯科治療が必要なことには変りありません。信頼できる歯科医院に行くことが大切です。