歯科で処方される痛み止め

虫歯の治療をした際、歯科医から痛み止めの薬を処方されることがあります。 神経を抜いた後や親知らずを抜いた後など、治療後に痛みに襲われることもあるからです。

歯科で処方される痛み止めの薬にはいくつかの種類があります。 おもなものとしてはボルタレン、フロベン、ロキソニン、ポンタール、インダシンTM、ソランタール、カロナールなどがあります。 これらはサリチル酸系、アリール酸系、アリルプロピオン酸系などいくつかの系統に分類されています。

それぞれの薬にはアレルギーや禁忌、副作用などがあります。服用することでさまざまなトラブルに見舞われることもあります。 そのため処方には注意が必要となります。とくに胃腸のトラブルなどが多いといわれており、歯科ではあまり痛み止めを出さない傾向があります。 アレルギーなどの心配がある場合には事前に歯科医にしっかりと伝えておく必要があるでしょう。

治療後の痛みはつらいものです。そのためにも痛み止めがどうしても必要な場合があります。 その際には医師に痛み止めを求めることも重要です。痛み止めは人によって効果が異なってくるため、強い痛み止めが必要になることも。 痛みの症状にあわせて相応しい痛み止めを処方してくれるかどうかも歯科を選ぶ判断基準となります。場合によっては口腔外科を受診し、 鎮痛薬をもらうという選択肢もあります。治療後の痛みに苦しめられないためにも処方される痛み止めにも関心を持ちたいものです。